2005年10月29日

デンデラ野 「静寂な野」

M でんでら野「でんでら野」までは「遠野駅」から車で15分。
人通りのない道で車を停めてすぐ。
近くの「山口の水車」・「ダンノハナ」・
「佐々木喜善生家(眺めるだけ)」も一緒に。




デンデラ 棒


蓮台野(れんだいの)とも言います。「墓地」という意味を持つ「蓮台」。今はデンデラ野と呼ばれています。

昔、60歳を超えた老人を、
このデンデラ野に追いやる習慣があったそうです。
追いやられた人たちは、ただ死んでしまうのではなく、
日中は里へ降りて農作をして、夕方にここへ戻って来ていた
という所です。

朝に農作に行く事を「ハカダチ」と言い、
夕に帰る事を「ハカアガリ」と言うそうです。



デンデラ 橋から

行く途中、山口川に架かる小さな橋があります。
奥に見えるのがデンデラ野と呼ばれる所です。



デンデラ 橋像

橋にはこのようなものが。
姨捨て(おばすて)の地、デンデラ野を象徴しています…
川を渡るこのような光景があったのでしょうか。



デンデラ 坂道

この坂道を登るとデンデラ野が広がります。
「ハカダチ」、「ハカアガリ」。
この坂道を通っていたのかもしれません…



夏の風景          冬の風景
デンデラ 夏デンデラ 冬






この地から人骨は発見されていないそうなので、亡くなってから
丘の向こうの「ダンノハナ」に埋葬し直したのではないかと
言われているようです。



また、
このデンデラ野は、亡くなった
村人の魂が通っていく場所
とも言われているのだそうです。

夜中に、
それが男なら、馬の鳴輪(なるわ)の音や
山歌を歌う声。
女なら、生前歌っていた歌を小声で歌ったり、
すすり泣きをしたり、
高らかに話し声をさせたりして
通ったといいます。




この場所に立ち、丘の方を眺めながらそんな事を考える。
それが、このデンデラ野なのでしょう。

形としては何も残っていません。
刺さった棒が2本、ベンチ、簡単な説明書き。
静寂な場所で、あまり長いする気にはなりません。




熊中位遠野では基本のようです。
「遠野市HP“熊の出没注意報”」を見て
驚きました…

クマ出没情報を見てみて下さい…
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