2005年10月27日

寒戸の婆 「サムトの婆はどのやまから?」

M 太郎カッパ遠野駅から車で5分。
『遠野物語』の中でも特に有名な話、
「寒戸(サムト)の婆」で知られる場所です。



松崎村の寒戸の民家で、若い娘
梨の樹の下に草履(ぞうり)を残し、消えてしまいます。


そして30年以上過ぎたある日、その家に親類達が
集まったところへ、老婆となって姿を現しますが
「皆に会いたかったから帰ってきた。
それではまた行きます。」と言って
再び消えてしまうという話です。


その日が風が激しく吹く日であったため、
今でもそういう日には
「サムトの婆が帰ってきそうな日だな」
と言うそうです。


婆



サムトの婆遠野での出来事ですが、実際に「寒戸」(さむと)という場所はなく、ここ「登戸」(のぼと)が置き換えられて、語られています。断定するのを避けたようです。

他郷にも多かったという神隠しの話ですが、実話らしく、明治初年の事で松崎登戸の、ある家の何代前の主の時で、名がサダという娘だと明らかになっているようです。

ここには登戸橋の近くに説明の石碑が建っているだけです。
それを読みながら、このような話を思い浮かべ、「きっと、あの山から下りてきたのだろうなぁ…」と。


登戸橋
「登戸橋」

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