2006年04月11日

続石(3)「山神のタタリ」

登ること10分。
静かな山中に突如現れる高さ4m、3つの大石。
それらが不自然に重なり合う。

続石(つづきいし)と呼ばれるこの物体は、
弁慶の仕業なのか!? ドルメンなのか!?

続石11


  「続石(2)」では、なぜこのような形をしているのか、「べんけい!? ドルメン!? 自然に!?」と書きましたが、またこの続石は鳥居の形もしています。
続石14  山神をまつっているという祠の前にあるこの「続石」は、鳥居と言われればそう見えなくもなく、実際に下をくぐることもできます。
続石13  それを知らずにここへ行っても、「続石」を目の前にしていろいろ眺めていると、くぐった人たちの道筋があるのに気付き、おもわずくぐってみたくなるはずです。
  そのくぐっているときが、一番「続石」の迫力を感じるときでもあります。




  「続石」は、それ自体が不可思議な話を幾つか持っていますが、この場所には山神の話も残っています。続石12

  鳥御前(とりごぜん)という人が、この続石より少し上の山へ、茸採りに入ったところ、赤い顔の男女に出くわした。
  いたずら好きな人なので、刀で打ちかかる真似をしてところ、その男に蹴り飛ばされて気絶してしまう。
  鳥御前は山神たちが遊んでいたところを邪魔してしまったため、その後、山神に祟られて3日程病んで死んでしまった。

  このような話が、遠野物語第91話に書かれています。山神をからかったため、その祟りを受けたという話です。



  続石。不思議な形のこの石が様々な話を生み、ここを神秘的な場所にしています。




続き石9  これは、続石の近くにある「不動尊」と書かれた石碑。
  なぜあるのか、何なのかは僕もまだ知りません。
  遠野の方向を向き、崖のふちに置かれていて、静かにたたずんでいます。



続き石10  この季節に、僕以外にここを訪れた人はいないようで、人の足跡はなく、違う足跡だけがありました。
  何かの獣だと思います。たぶん鹿でしょうか。


続き石1  これは、下の396号線沿いにある続石のレプリカ。
  小さいものなので迫力はないですが、このようなものが上るとあるという見本なのでしょう。



「続石(1)」          「続石(2)」          目次

この記事へのコメント
初めまして、遠野在住の者です。誰もが
続き石に不思議な感覚を覚えるのですが
実は信仰の対象なのか?などと思ってい
ます。遠野の遺跡を巡ると擬似続き石を
発見できますよ。今度遠野に来た時は、
周囲をよく見渡してみると見つける事が
できます。

擬似続き石↓

http://dostoev.exblog.jp/871153/
Posted by dostoev at 2006年04月12日 10:08
それと弁慶繋がりなのですが、弁慶が刀で
切ったという伝説の岩もあるので、是非見
て欲しいものです。

http://dostoev.exblog.jp/870822/
Posted by dostoev at 2006年04月12日 10:11
始めまして。

遠野に住んでいるというだけで、僕にはとてもうらやましいです。

僕も遠野で幾つか見かけました。

この石を見て以来、重なってる石を見るとなぜかそう見てしまいます…
Posted by ブログ主 at 2006年04月25日 23:00
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