2006年04月05日

続石(1) 「不思議な形の石」

登ること10分。
静かな山中に突如現れる高さ4m、3つの大石。
それらが不自然に重なり合う。

続石(つづきいし)と呼ばれるこの物体は、
べんけいの仕業なのか!? ドルメンなのか!?

続石11



M 千葉家  遠野市綾織町にある「続石(つづきいし)」。僕が、遠野をまわった中でも、気に入っている場所のひとつです。
  観光施設「千葉家」の近くにあり、「遠野駅」からだと車で15分くらいで、車をとめた後、山道を10分ほど登った所にあります。
  いろんなものに逸話があるというのが遠野のおもしろいところですが、特にこの「続石」にはいくつものまつわる話があり、少しミステリアスな場所でもあります。続き石2
  左の写真は365号線沿い、続石の駐車場に建てられている「続石」までの道案内です。
  簡単な地図で案内されているように、道に迷うような事はない程度の山道です。
続き石4  すぐそばにある鳥居をくぐり「続石」へ行きます。どうして鳥居があるのかというと、「続石」は山神をまつったの祠の目の前にあるからです。ここからは、その参道を登っていくということになります。
続き石5  このような(左の写真の)道を真っすぐ登って行くと「あと150m」という立て札があります。この先に分かれ道がありますが、そこから「続石」と書いてあるほうに行けばすぐです。




  そうしているうちに、ふと前方を見上げると、そこには「続石」があります。思っていたよりも大きい。斜面の下から見上げると、よけいにそう見えます。

続き石7


  この「続石」は3つの大石からなり、高さは4m。2つの石が並び、その上に1つの石が乗った形をしています。並んで土台になっている台石は高さ2m、上にある笠石と呼ばれる石は幅7m、高さ2mもあるそうです。

  このような形で重なっているだけでも十分不思議ですが、違う角度から見てみると、もっと不思議なことがあります。
  すぐ上の写真も、トップに使った写真も同じ「続石」を撮影したものですが、一見、2つの台石が笠石を乗せているように見えてます。ところが、これら2枚とは、また少し違う角度から見ると…

続き石8
  左下の台石と上の笠石の間には、すき間があります。台石の片方にしか上の石は乗ってないことになります。最初の印象とは違って、ものすごく不安定なものに見えてきます。転がり落ちてしまわないのでしょうか。


  見た目も不思議なこの「続石」ですが、どうしてこのようなものが、こんな山の中にあるのでしょう。
  そのいわれは、3つあるようです。
  ひとつは、あの武蔵坊弁慶によるものであるという「べんけい説」。2つ目は先住民族の墓、ドルメンではないかという「ドルメン説」。それと人間の力によるものではないという「自然現象説」。
  この3つは僕が知っているものだけで、他にもあるかはわかりませんし、「〜説」というのも今付けたものですが、どの逸話も興味深いものです。


この記事へのコメント
とても分かりやすい!私も遠野へ行ってみたくなりました。
Posted by 巫女 at 2012年04月05日 12:11
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